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マレ地区にあるスービーズ館(HOTEL DE SOUBISE/CENTRE HISTORIQUE DES
ARCHIVES NATIONALES)で、マリーアントワネットの手紙などの展示をして
いるので、行ってきました!
エクスポ以外の時も、アントワネットの遺書やルイ16世の遺書は展示されて
いるのですが、今回は、60点以上のアントワネットの手紙、関連のものを
展示しているのです!!しかも、オリジナルばかり!!!この国立古文書館で
保管しているアントワネットが書いた手紙、関連する書類などのオリジナルを、
一般に初めて公開されました!!!!!

ちょっとマニアックになってしまいますが、私も初めてみたオリジナルばかりで
大感激だったので、興味深いものを何点かみなさんにもご紹介したいと
思います!!!

まず、この分厚い本は、1341ページもあるアントワネットとルイ16世の
結婚契約書です!!
1770年4月14日のものです。











このトランプは、ルイ16世が使っていたもので、
ルイ16世の手書きで、1786年〜1789年に
彼が宮廷に招待した招待客の名前が書いて
ありました。





これは、チュイルリー宮へ移った際のマリーアントワ
ネットの部屋、庭への"入場チケット"と
アントワネットの部屋の士官の証明書です。







この手紙は、"Ida"とサインしてあるの
ですが、なんとアントワネットとルイ16世
の息子ルイ17世の髪の毛が添えられて
いました!!!





これは、アントワネットがギロチンにかけられたとき、
切断された頭が落ちるところに置いてあった袋に
使われた生地の一部だそうです!!!







これは、革命裁判所が下した
アントワネットの処刑判決文です。




これは、アントワネットがフェルゼン伯
(アントワネットの愛人と言われていますね)
に宛てた手紙です。
手紙は、1792年1月4日のもので、
この約1ヵ月後の2月13日に、
変装したフェルゼン伯が、チュイルリー宮に
軟禁されていたアントワネットを訪ねたそう
です。これが二人が会った最後の時だった
と言われています。
この手紙の中で、アントワネットは、
"本当に疲れました。私自身、時々自分自身がわからなくなっています。"
と書いています。手紙を書くことも、細心の注意を払わなければ
いけなかったので、アントワネットの手紙を受取る友人、またアントワネットの敵も、
最後にはアントワネットが何を考え、何を望んでいるのか、わからない状況だった
ようです。

これは、ルイ16世の処刑を決める投票を
したときの結果です。
最初に、Robespierre La mort
(ロベスピエール票=死刑)、
次にDanton La mort (ダントン票=死刑)と
書いてあるのがわかります。




当時の手紙などの書類は、もちろん私にはなかなか読みづらいのですが、
無料で簡単な説明が配られていたので、なんとか読むことができました。
革命後のアントワネットの手紙は、単語のミスや書き間違いが多い、
とフランス人は言っていました。

今回のエキスポでもオリジナルが展示してありますが、アントワネットがドレスを
作るとき生地を選んだカタログのコピーが30ユーロで販売されてました!!
もちろん購入しました!
まだじっくり読んでいませんが、コピーとはいえ、30ユーロでは安いです!!

エキスポは、2007年1月8日までです。
なかなか見られないものばかりなので、
ぜひぜひ、興味のある方は行って
見てください!!

"MARIE-ANTOINETTE, PIECES A CONVICTION"
2006年10月11日〜2007年1月8日開催
HOTEL DE SOUBISES
60 RUE DES Francs-Bourgeois 75003 Paris
月曜〜金曜 10時〜12時30、14時〜17時30
土日 14時〜17時30
火曜・祝日閉館
料金:3ユーロ



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