エクサンプロヴァンスに１８世紀のプロヴァンス邸宅が、芸術・文化施設としてオープンしました！　フランス旅行専門店「空の旅」

コーモン・アート・センター
（Caumont Centre d'Art）

エクスアンプロヴァンスに残る、１８世紀のプロヴァンス邸宅
「コ-モン邸」が、芸術・文化施設としてオープン！！

このコーモン邸は、
フランスにおける歴史建築物としても指定されているもの。
このプロヴァンスのお屋敷で絵画と建築物に触れてきました！

かつての出入り口であっただろう石造りと鉄の正門。
しっかりと木陰を作ってくれるのは、プラタナスの木！

↓↓現在の館内入り口

場所はエクスアンプロヴァンスのメインストリート「ミラボー通り」から徒歩で２～３分ほど。

近代絵画の父ともいわれる画家セザンヌが生まれ育ち、そして亡くなったエクスアンプロヴァンスの町。

そんな彼の足跡を綴った、３０分ほどのショートフィルムが、小ホールにて上映中 (^ ^)

この邸宅でとりわけ評価されているのが、
１８世紀当時のアイアイの手すりやバルコニー部分。
これを見るだけでも価値あり！！

オープンニングとしての展示には、とき同じく１８世紀、ヴェネツィア画家カナレット（Canaletto）が描き出す、当時のローマやロンドン、ヴェネツィアの光と空気をとらえた絵が楽しめます！

カメラのない時代の記録的な役割を果たしていた画家たちの作品は、本当に繊細なもの。。。

CANALETTO ; ROME, LONDRES, VENISE
（2015年9月13日まで）

http://expo-canaletto.com/

２階の一部は、この邸宅名として名を残すコーモン侯爵に嫁いだ
ポリンヌ（Pauline）の部屋、音楽の部屋が再現されています。

プロヴァンスの邸宅を味わいながら、新たな芸術・文化を楽しめる場所ですが、私が個人的にとっても気になっていたのは、お庭もある、

カフェ・コーモン（CAFE CAUMONT）

花よりだんご (o^^o)

☆★南仏プロヴァンスの空気と光のなかで、まったりとお茶★☆

これぞ、南仏プロヴァンス的ティータイム！

街のカフェのテラスもいいのですが、ほどよい空間と静けさが、心地いい♪♪

芸術鑑賞後に私が選んだのは、ショコラ・ポリンヌ（Chocolat Pauline）

ここに滞在していたポリンヌ（Pauline）夫人の名をとったショコラも、
まったりとして、南仏プロヴァンスの空気とともに癒されます (*^^*)

また、ここではランチもできるので、１８世紀の雰囲気に包まれながら、
ゆっくりとした時間を過ごすのもお勧めです！！

☆プロヴァンス地方ではあまり見られない優雅なサロン☆

写真ではちょっとわかり難いのですが、
赤茶色の六角形床タイル『トメット（tomette）』は、
もともとプロヴァンス地方で製造され、よく使われていたもの！

フランスコンセルバトワール音楽学院としても使用されていた邸宅は、
2010年からの大掛かりな修復工事を終えたもの。

これまでの美術館とは少し違い常設展示はなく、年に２回、
展示内容を変えていく予定だそうです。

公式サイト（仏語、英語）
http://www.caumont-centredart.com/

南仏プロヴァンスの邸宅建築と西洋絵画に、
まったりとした時間を過ごせるカフェ。
エクスアンプロヴァンスの新おすすめスポットです(*^^*)

Caumont Centre d'Art
3, rue Joseph Cabassol 13100 Aix-en-Provence
4月- 9月/ 10:00 - 19:00
10月- 3月/ 10:00 - 18:00

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