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1月10日に、THEATRE DES CHAMPS-ELYSEES
(テアートル・デ・シャンゼリゼ/シャンゼリゼ劇場)
であった、ORCHESTRE NATIONAL DE FRANCE
(フランス国立管弦楽団)のコンサートに
行ってきました。
いつもフランス国立管弦楽団の定期演奏会は、
ここシャンゼリゼ劇場で開かれています!

フランスでは、パリ管弦楽団の方が評判が良いのですが、
果たして今回は・・・???

20時から開演、会場が開くのがだいたい
30分前なので、開場を待ちながら、
シャンゼリゼ劇場の向かいにある
CAFE THEATREへ!
このカフェ、実は一昨年フランス映画
“FAUTEUILES D’ORCHESTRE”という
映画の舞台にもなったことで有名なん
です!
19時を過ぎると、シャンゼリゼ劇場の開場
を待つ人で満員になるので、コンサート前に
一杯!という方は、早めに行ったほうがいい
です!

シャンゼリゼ劇場は、案外こじんまりした建物で、
オペラ座みたいに、入ってすぐに、
“ゴージャース!”っていう感じではありません
(笑)。

正面を入ったところに、チケットをチェックする人がいて、チケットを見せると、
「2階の左側です」などと、どこに行けばいいか教えてくれます。
オペラ座などでも同様ですが、英語でも言ってくれます。

お客さんの服装は、、、キレイな人もいれば、普段着?っていう人もいました。
ドレスはいなかったけど、リュックサックに運動靴の人もいませんでした。

私たちの席は、2EME BALCON FACEで、チケットを見せると、
「(フランス式)2階、右側です」とのことなので、3階(日本式)まで上がりました。

上がりきると壁に“座席番号55番〜100番
→”などと書いてあるので、当てはまる
ところのドアを開けて入ると、さらに座席
まで案内してくれる人がいます。
(写真の真ん中、黒い服の女性が
そうでした→)
どこの会場でもそうですが、チケットを
見せて、座席まで案内してくれたら、
この方に、チップで2ユーロ程度を渡すのが
スマートなマナーです(笑)。
オペラ座では、チップを渡さなくても別に何も言われませんが、
ここシャンゼリゼ劇場は、“チップ強制”で、チップをあげてない人には、
「チップください。有料サービスです。」と言っていました(笑)!
(劇場入口の案内の人とかには、チップを渡す必要はありません。)

3階の通路には、シャンゼリゼ劇場についてと、
演奏家についての展示がありました→→→!







私たちの席は、3階の正面、一番前!
ちょっと遠いんですが、全体がよく見え
ました!これでも2等席で、1人50ユーロ
でした。










お〜〜〜オーケストラ〜〜♪♪♪
って感じですよね(笑)!
いよいよ開演です!

どこのコンサートでもそうですが、
もちろん携帯の電源は切って、
演奏中の写真、ビデオ撮影は禁止
です。




今回の指揮者は、DANIEL HARDING(ダニエル・ハー
ディング)。32歳、若いです!イギリス人で、
現在MAHLER CHAMBER ORCHESTREの指揮を
しているそうです。
っていうか、またしてもカッコイイ(笑)♪♪♪

彼は、とってもとっても優秀で、奇才!と言われ、
今、世界で最も注目されている指揮者の一人だそうです!
16歳の頃から、現ベルリンフィルの芸術監督SIMON RATTLEに習い、
さらに、CLAUDIO ABBADOのアシスタントを務め、
96年にベルリンフィルデビュー!!2004年にはウィーンフィルデビュー!!
華やかな経歴の持ち主ですね♪♪♪
ちなみに、このSIMON RATTLEとCLAUDIO ABBADOは、
現在世界的に超超超有名な指揮者だそうです。
2年前には、東京フィルでも、指揮を振ったそうで、
今年から本格的に日本での活動も期待できそうです!

コンヴァトのピアノ科に行っている友達に聞くと・・・
「彼は本当に耳が良く、緻密に構成して、音楽を
立体的に表現している!」とのことでした。
と言われても、耳が良いくらいしか理解できな
かったので(笑)、とりあえずコンサートに集中!

まずは、ドボルザークの“交響詩「金の紡ぎ車
(LE ROUET D’OR)」OP109”。
ものすごく引き込まれてしまいまして、私、かぶりつきで見て、
聞き入ってました(笑)!!全体が本当に一体となっているのが、見て聞いてて、
よくわかるんです!!!指揮の振り方も、すっごい力のある、激しい、かと思うと、
抑えるところは、とっても繊細な振り方で・・・なんて素人の私がコメントしても
失礼なので、コンヴァトの友達の感想は、、、
「音を炸裂するドボルザークが多いのに、ダニエル・ハーディングは、精緻な構成力
で、お客さんを引き込んでいた。盛り上がるっていうよりも、引き込む、新しい感覚の
ドボルザークを成功させていた!!こんなに一体となって、熟練した、馴れ合いでは
ない演奏は、珍しい!パリ管弦楽団の方が上だと思っていたけど、この演奏だった
ら、フランス管弦楽団の方が、はるかに上だ!!」と、
まあ難しめな専門的な感想を述べつつ(笑)、とっても感動していたので、
玄人から見ても、すごく良い演奏だったんでしょう!!!!!

大興奮のまま、第一幕が終わり、続いて、STEPHEN
HOUGH(スティーヴン・ハフ)を迎えてのピアノコンチェ
ルトでした。
ブラームスの“CONCERTO POUR PIANO ET
ORGHESTRE N.1 EN RE MINEUR OP15”です。
彼も1961年生まれのイギリス人。コンサートよりも、
CDをたくさん発売しているようで、あまり有名ではない
曲、珍しい作品を、彼の鋭敏な感覚とテクニックで、
表現することで有名だそうです!

こちらも、演奏が終わると、
大ブラボー(笑)!!!
花束が飛び交ってました(笑)!

ホント、上手でした〜〜♪すんごい早かった
り、激しく弾くところでも、音がはずれないん
ですよ!
(って、プロだから当然(笑)・・・?!)
コンヴァトの友達の感想は・・・「優秀な人だと思った!すっごいテクニック!!
繊細で細かく、勢いに負けないで、正確に弾いていた!」
とのことでした。

とにかく、両曲、本当にとってもよかったです!鳥肌立ちまくりでした!!
私は、特に、ダニエル・ハーディングの指揮に、大感動・大感激しました♪♪♪
また彼の指揮するオーケストラの演奏を聴きたいです!

















THATRE CHAMPS-ELYSEES
http://www.theatrechampselysees.fr/





シャンゼリゼ劇場のチケットのお申込は空の旅へ
詳しくはこちらをご参照下さい。
http://www.air-travel-corp.co.jp/ticket.php?id=19





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