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もうすぐJOURNEES EUROPEENNES DU
PATRIMOINE
(ヨーロッパ文化遺産の日)です!
だいぶ前にも紹介しましたが、フランスの国有建造物が
毎年、9月の第3週末に、一般公開される日です。
今年は、9月21日(土)と22日(日)です。

1984年から、「文化遺産を守ろう!」という目的で
始まったこのイベントは、毎年大賑わいですが、
去年2007年は、12万人が見学に訪れたそうです!

今年2008年のプログラムはこちらです↓
http://www.journeesdupatrimoine.culture.fr/sites/all/themes/jep2008/
programme/index.php
 (特別な記載がない限り、見学は無料です)

いつかエリゼ宮に行きたいと思ってるんですが、去年も入場制限されてしまい(>_<)、
仕方なく、近くの海軍省(HOTEL DE LA MARINE)を見に行きました。
ここは30分待ちでした!
軍隊なんて興味ないので、しぶしぶ友達について中に入ると、
ゴージャーーース!!!














(↑GALERIE DOREE)        (↑SALON D’HONNEUR)

ヴェルサイユ宮殿かと思ってしまうほど豪華絢爛な
彫刻がほどこされた廊下にデカデカと
シャンデリア!!家具・調度品もご立派!!

私、船とか軍艦とか、そういうもミニチュアが
お出迎えしてくれるのかと思ってました(*^.^*) 。

この建物、1757年〜1774年にルイ15世の
お抱え建築士GABRIELによって作られ、当時は、王
家の家具、調度品、宝石などなどを収容する
ための建物だったそうです。


(↑SALON DES AMIRAUX)

海軍は王家と伝統的に結びついていて、LA ROYALと呼ばれていたそうです。

そして1789年10月(フランス革命の時)、海軍省が置かれることになった
そうです。

クリヨンの並びにあるので、眺めも抜群!!
(実はこの建物から外の写真を撮るのは
 禁止だそうで、注意されました・・・(涙))


そしてさらに驚くことが・・・!




なななななんと・・・マリーアントワネットの死亡証明書が!!!

なんで海軍省に歴史的に大事な書類を
保管してるの?!と
かなり驚きましたが、本物です!!

1974年10月16日にアントワネットは、
海軍省の前のコンコルド広場でギロチン
されましたが、その後、この死亡証明書が
ここで作られたそうです!

あまりにも驚いて写真もブレてしまい、
何が書いてあるのか読み取れません
(T-T)・・・。すみません!

この狭い部屋で、証明書が
出されたわけです↓。









さらには、ボロボロになってしまったアントワネット
像までありました・・・なんだか痛々しいですね・・・
革命の凶暴さの名残ですね。。。












さらには、このよく目にする
アントワネットと子供たちの
絵のタピスリーが!!!
絵は、ヴェルサイユ宮殿に
ありますが、タピスリーは
ここだけです!
ひゃ〜ビックリです!!








ということで、船?軍艦?はちょこっとあったようななかったような(笑)・・・
思いがけずアントワネット三昧になってしまいました!

こんな新たな発見をこの文化遺産の日にできるわけです!
普段は一般公開されてないから、何が実際にあるのか知りませんもんね!

この時期にパリを訪れるようであれば、皆さんもぜひぜひこの文化遺産の日を
有意義に過ごしてください!!



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