南仏・ニーム（NIMES）に行ってきました！！！
ニームと言えば、"円形闘技場"（ARENES）！！！！！！
さすが、フランス最古のローマ都市です！！同じく円形闘技場で有名な
アルルよりも、ニームの方が歴史も古く、この闘技場の保存状態も良いんですって！！！
大きさではアルルに負けちゃいますが（ニーム２万人収容VSアルル２万５千人収容）、アルルは、闘技場の最上部の部分がもう残ってないんです！！
写真のように、ニームは最上階までしっかり残ってます！！！
この柱にあるオオカミとサル（子供？）２匹、わかりますか？！？！？
ローマ神話によると、この２人（ロムルスとレムス）がオオカミのお乳で育ち、
その後、ローマを建国したことになってるんです！！！
こういうのを見ると、ニームは本当にローマの支配下だったんだって実感しますよね！！！
ここから歩いて５分くらいで、見えてくるのが、、、
"ローマ神殿"（MAISON CARREE）です！！！
もちろんローマ時代の遺跡ですが、最近お掃除したため、妙に白く（笑）、
ちょっとニセモノ？？って感じですが、正真正銘の本物で、
完全な形で残っている神殿は、このニームの神殿が唯一なんだそうです！！感動〜〜〜☆☆☆
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神殿の中では、ニーム２０００年の歴史3D映画を有料で見れるようになってました。
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そして、この横に、現在のニーム市が自慢している
CARRE D'ART
(図書館＆近代美術館)があります。有名なイギリス人建築家LORD NORMAN FOSTERが、目の前にある神殿の景観を乱さないように造ったそうですが・・・？！ |
町を歩いていると、
賑わっている広場に、
こんなワニの噴水が（笑）！！
これ、ニームのシンボル＝ヤシの木に繋がれたワニです！
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ワニ＝エジプト、ヤシの木＝勝利の意味で、、、エジプトを抑えたアウグストゥスが、クレオパトラ軍を破った部下たちにご褒美としてあげたのが、ニームだったそうで、
町のシンボルになってるそうです！！ローマのエジプト征服を、今でもニームが
誇りに思ってるって感じで、町のいたるところに、このワニとヤシの木マークはありました（笑）！
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CATHEDRALE NOTRE DAME ET ST CASTOR（ノートルダム・サンかストール大聖堂）です！
１１世紀から建築が始まり、１９世紀までかかったんですって！
ニームは、宗教改革のとき、主要なプロテスタントの町だったそうです！
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こちらは、LES JARDINS DE LA FONTAINE(ラフォンテーヌ庭園)！
この泉を中心に、ニームの町ができあがっていったそうです！！！
 
さてさてニームの名物は・・・？？？
これは缶詰ですが、なんともカワイイですよね（笑）！？一目ぼれ（笑）！
中身はというと・・・干しタラのペーストBRANDADE(ブランダード)！
レストランで食べたときは、こんな感じで、グラタン風になってました！
オムレツに入れても美味しいそうです！！
さらに、これも１７７５年からレシピが変わってないというCROQUANT VILLARETというクッキー↓
 
アーモンド、レモン、蜂蜜を使った、ものすご〜く硬いクッキーで、
噛めませんでした（笑）！！！コーヒーとかにつけて食べると美味しかったです！
今回は、ニーム在住の友人に案内してもらいました！
「ニームなんて、つまんない町よ〜！」って言われてたんですが(-_-;)、
とんでもないっ！！歴史と遺跡が、近代のニームとマッチしてる、興味深い町でした！！
ここからは南仏一美しい街並みといわれる
プロヴァンスの村・ユゼス(UZES)です☆☆☆
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ニームから２５キロほどのところにある村で、
あんまり日本人には馴染みがない気がしますが、フランス人やイギリス人には大人気なプロヴァンスの村なんですって！！
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８月の日曜に行ったんですが、ニームより、はるかに賑わってました＼(^o^)／ ♪♪♪
お店も開いてるし、いるだけで楽しい塩梅です☆☆☆
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リュベロン地方の村々と同じように、カワイイ洗練されたお店がた〜くさん♪♪♪
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テンション上がりまくりです(^o^)！！！
そしてユゼスには、リュベロン地方の
村にはないものがあるんです・・・！！
それは・・・・・・・
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じゃぁああん！お城っ☆☆☆です！LE DUCHE D'UZES（ユゼス公爵家の館）！
ユゼスは、１１世紀、フランスで最初にできた公国で、
今でもこのお城に公爵が住んでいるそうです！どうりで・・・なんだか村が気品ある、お金持ちの村って
いう雰囲気なはずです（笑）！？
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お城は、歴代続く
CRUSSOL家のものですが、ガイド付で見学できるので、もちろん見てきました！
が、入場料・・・
１７ユーロ(￣Д￣ ;) ！！
高すぎでしょう、公爵さん（笑）！！？ |
まずは、１１世紀にできた塔の中の１３５段の狭くて急な階段を上がって（涙）、展望台へ！！
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苦しくても上ってよかったです（笑）！！！
この絶景〜〜☆☆☆
"フランスのトスカーナ"って言われてるらしく、確かに赤茶色の屋根のユゼス村が一望できました♪♪♪ |
ガイド付見学は、約４０分。
フラ語か英語でした。
入場料高いのに、見学には３０人くらい参加でした！ |
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展望台から見えたこちらは、CATHEDRALE ST-THEODORIT（サンテオドリ大聖堂）とTOUR FENESTRELLE（フネストレル塔）です！
ピサの斜塔を思い出しますが、そうなんです、フランスでこのようなイタリア式の
円筒形の塔があるのは、なんとここだけなんですって☆☆☆
さてさてお城の中は、写真撮影禁止？みたいだったんですが、ガイドさんから注意されなかったので、シャッター音なしで、少しだけ撮影(^-^；)！
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ルネッサンス様式の外観も当時のまま！
ステキです！ |
武器の部屋→
真ん中にある鎧の兜は、８キロ！！
鎧は全体で４０キロあったそうで、そんなのを被って、戦ってたんですね〜〜（*_*）！ |
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歴代の公爵の肖像が並んでます！
一番大きいのが、現在の公爵（笑）！ |
| サロン→ |
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←シャペル
お城の説明ってよりも、歴代公爵の話で、
ちょっと飽きちゃいましたが（笑）、
今でも、修復を繰り返しつつ、当時の家具、調度品もしっかり保管してあるのには、アッパレでした！
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さてさて、ユゼスの村の中心から、車で３分のところにある隠れ家レストランにも
行きました♪♪♪L'ARTEMISE（ラルテミーズ）です！
外観から、ステキな塩梅じゃないですかぁ〜〜＼(^o^)／ ☆☆☆
ここのシェフ、パリのLUCAS CARTON（今は、SENDERENS）、L'ASTRANCEで
修行をしてきた、若いけど注目のシェフなんですって！！
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もちろんテラスで！
白い霧は、扇風機の代わりに、５分に１度くらい出てくる水シャワーです（笑）！
日なたは、気温３０度でしたが、シャワーのおかげで、涼しかったです！！
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メニューは・・・なんとおまかせ！！４品＝５０ユーロ、または５品＝６５ユーロ。
４品＝５０ユーロのメニューにしました。嫌いなものやアレルギーのものは、
伝えることができるので、安心です！！？
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お通しに出てきたのは、キュウリと
下に隠れたムース！
と、食べれる黄色いお花（笑）！！
サッパリしてて、快調なスタートです（笑）！
シェフは、自分でも野菜、ハーブを作り、
地元の生産者とも協力して、かなり素材にこだわってるとのことでした。
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前菜は、フォアグラとタマネギ！
フォアグラもさることながら、このタマネギが、本当に美味しくてビックリでした☆☆
ローズ水を使って、漬けているそうです！！
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続いて、トマトスープ！
ガスパッチョですね！
これが甘くて、トマトジュースみたいで、隠し味のスパイスがきいてて、とっても美味しかったです！！
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メインは、ほろほろ鳥とナス、パイナップル！
このホロホロ鳥ちゃんが、
とってもジューシーで柔らかく、デリシャス☆☆
さらに、ナスが照り焼きソースみたいで（笑）、ステキでした♪
パイナップルは、たくあんのお漬物みたいに、甘いようなサッパリなような・・・で、美味しかったです！！
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さらにチーズの盛り合わせ！私は、相変わらずチーズが苦手なので・・・
でも友達は、
私の分まで、ぺロッと
「本当に美味しいっ！」って完食してました（笑）！
一緒にのってる蜂蜜が、
確かにチーズとマッチングでした！！！
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デザートは、レモンタルトとアーモンドのムース！
 
どちらも、フランス料理のデザートには珍しく、サッパリしてて、お腹一杯でも、
ちゃんと食べれました！！
途中、シェフ自ら、お料理を運んできてくれたりして、すっごくフレンドリーで、
味に大満足、サービスに大満足なレストランでした☆☆☆
大満足したところで、ユゼス村の中心に戻ると、、、
こういう風景を、フランスの田舎では、期待してましたよね（笑）！？！
操り人形（エディットピアフの歌に合わせて踊る）を真剣に見ている
子供たち(*^.^*) ♪♪♪なんだか、ホッコリしました♪♪
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ユゼスは、アンドレ・マルローにより、
"歴史と芸術の町"に指定されていますが、
ニームのようにローマ遺跡などが見られません・・・！
これは、発掘作業が行われてないからだと言われていますが、遺跡がなくても、十分美しい村でした！
フランスのドラマや映画で、撮影にもよく使われる村だそうです☆☆☆
とにかく、こんな隠れ村があったとは、感激でした！！！
オススメです☆☆☆☆☆ |
行き方は、ニームのバスターミナルから50分。
アヴィニヨンの長距離バスターミナルから1時間10分です。
ユゼス観光局
http://www.uzes-tourisme.com/
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