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REIMSランスに行ってきました!!



ランスといえば、大聖堂=ジャンヌダルクがシャルル7世の戴冠式につきそってきたところ !



ということで、ジャンヌゆかりの世界遺産
『ランスの大聖堂CATHEDRALE NOTRE-DAME DE REIMS』★☆★

現在の大聖堂は、13世紀に建て直されたもので、
統一された建築・ステンドグラス・彫刻が素晴らしく、ゴシック建築の傑作と言われています(^-^)♪

横から見ても、堂々と力強さとともに、繊細さを感じます!


中に入ると、明るい空間と高い天井に圧倒されました☆★

そして中央に書いてあるコチラ↓↓↓


下を見て歩かないと見過ごしちゃいますが(笑)、
"ここで、聖レミによって、フランク王国の王クローヴィスの洗礼が行われた" と書いてあります☆

フランク王国は、かつてのフランスで、
クローヴィスは、フランスの初代王様です。

この洗礼が行われたのが496年!!

ということで大聖堂は、5世紀頃から、ここに存在していました!
クローヴィスの洗礼以降、歴代のフランス王の戴冠式(聖別式)が行われるようになりました!

ちなみに、クローヴィスは、洗礼前まで、カエルをシンボルにしていたそうですが、洗礼後、お告げがあったようで、ユリを紋章にしたそうです!



とにかく、歴史を感じる大聖堂です(*^.^*)♪


そして、この大聖堂にゆかりがあるジャンヌ・ダルク!!!


百年戦争まっただなかのとき、シャルル7世にこの大聖堂で戴冠式をあげさせた立役者です!!大聖堂内に、祀られています!

ジャンヌ・ダルクのステンドグラスもありました(^-^)♪

さらに、この大聖堂には、
シャガールのステンドグラスがあるのです☆★☆
祭壇の後ろにあるのが、シャガールのステンドグラスです!

戦争で建築当時のステンドグラスは壊され、
代わりに1974年にシャガールが、
この"三位一体"のステンドグラスを提供!とってもステキでした(*^.^*)♪♪




祭壇側から見た入り口!
当時の人は、「天国への門」って言ってたそうです!


「うわぁ〜っ」と声がもれちゃうほど(笑)、壮厳な建築と、華やかなステンドグラスたちが本当にお見事っ☆★☆


実は、この大聖堂で、我らが日本人画家・藤田 嗣治さんも洗礼を受けたそうです!!
洗礼後、LEONARD FOUJITA レオナール・フジタになりました。


その際の代父(承認)が、親交のあったシャンパン・マムの社長RENE LALOU ルネ・ラルー氏だったそうです!このお話は、また後ほど・・・!

外に出て、もう一度正面をよく見て、
ランス市のシンボル"微笑む天使像"を見つけました!


この像も含めて、全体で、大聖堂を
2303の像が 飾っているそうです!
また、大聖堂の長さは、149,17m、
身廊の高さは、38m、
正面入り口の2つの塔は、81,50

大聖堂をめがけて、ジャンヌ・ダルク像もありました!


続いて、ランスの大聖堂の隣にある、
こちらも世界遺産のトー宮殿 PALAIS DU TAUへ!

12世紀に建てられた大司教の住居!
17世紀に改修工事され、現在では、大聖堂に関わる品々、当時の彫像などを展示してある博物館になってます!

なんと!ジャンヌ・ダルクがお出迎えしてくれました♪




そして、まずは、大聖堂にあった彫像たちとタピスリーのオリジナル!!!

一体が3〜4mあるので、かなり迫力がありました(笑)!!




こちらは、SALLE DU FESTIN祝宴の間




戴冠式が午前中に大聖堂で行われた後、
ここで、お昼から、盛大な祝宴が開かれたそうです★

15世紀に作られたクローヴィスの生涯を描いた壁布が飾られています!

LA CHAPELLE HAUTE シャペルです!

この十字架と6本の蝋燭台は、ナポレオン1世とマリールイーズの結婚式のために作られたもの!




そして、大聖堂の宝物たち\(^o^)/
左は、16世紀前半の"聖ウルスラの大帆船"
真ん中は、12世紀(19世紀にちょっと修復)の"聖レミの聖杯"
右は、15世紀の聖遺物箱



これは、なんと9世紀のシャルルマーニュのお守り

まだ残ってたんですね〜感動(笑)!!

そして、こちらが伝説の
SAINTE AMPOULE 『ハトが聖レミに、クローヴィスの洗礼のときに使うように持ってきた聖油』!!!

鳩のついた箱に小瓶が入っていて、この聖油は、初代フランス王クローヴィスから戴冠式のときに使われ、 フランス最後の王シャルル10世まで涸れることがなかった!と言われてるんです!!!

でも、フランス革命のときに、革命派に壊されてしまい・・・
ただ、数滴だけ聖レミのお墓に隠してあり、シャルル10世のときには、その聖油を使ったとか!
なので、現在展示してあるものは、1820年に作り直されたものですが、
こんな伝説のものを、ここで見れるとは思ってなくて、これまた感激★☆★☆★


この他にも、歴史的なものが、た〜〜くさん展示してありました!!!


こちらは、シャルル10世戴冠式のときに使われた杖。


次の部屋へ進むと・・・


うおぉぉぉぉぉぉぉ(笑)!!!遠目からでも大興奮(笑)!

1825年のシャルル10世の戴冠式の衣装です
!!!

よく絵の中に出てきますが、本物です♪
5.7mX3.75mもの大きさ!
貫禄あります\(^o^)/

こちらの簡素な衣装は、戴冠式に参加したシャルル10世の息子の衣装。


さらに次の部屋には、、、


1722年、ルイ15世の戴冠式の際の文書録!!!

そして、そして・・・ルイ15世が戴冠式のときに授けられた王冠★☆★☆★
でも残念ながら、19世紀に作られたコピーです(-_- ;) ・・・



コピーと言えども、見れて嬉しいっ♪♪♪




さてさて、せっかくランスまで来たので、シャンパン工場にも、やっぱり行きたいですよね(≧∀≦)・・・ということで、、、
MAISON DE CHAMPAGNE G.H MUMMマムに来ました\(^o^)/
フラ語では、「ムーム」と呼ばれて、有名なシャンパンメーカーの1つ♪

みなさんも、F1の表彰式の"シャンパンシャワー"でお馴染みなはず・・・!?



ビンのラベルに赤いリボンが特徴のシャンパンです♪


シャンパン御殿は、広くて豪華・・・!

ここでは、カーヴ見学と試飲ができるんです♪

まずは、受付横のお部屋で、会社概要ビデオを見てから・・・

いざ!CAVE地下カーヴ見学へ!!!

地下10数m、ヒンヤリしてます(^-^;)・・・

こちらのカーヴ、全長は約25kmもあるそうです!

そして貯蔵本数は、約2500万本★☆★

樽も赤いふちどりでカワイイ(笑)!!

シャンパンは、二次発酵後、澱をとりのぞくので、この様に水平な状態から、少しづつ・・・1日に1/8回転まわしながら、角度も徐々に垂直にしていくそうです。
ガイドさんが詳しく説明してくれます!

←昔使っていたシャンパン専用エレベーター!ビンが括ってあるの、分かりますか!?!

カーブ内が博物館にもなっていて、昔使用した機械や道具が展示されています。

昔ながらの製造工程も、勉強になりました!

箱にも描かれてるマムの赤いリボンは、勲章のリボンをモチーフとしてるそうです!




そして、カーヴ見学のあとは、お楽しみの試飲です♪♪♪

試飲の種類は、予約のときに選べて、私は、定番のコルドン・ルージュを選択!

その中でさらに、BRUT(辛口)またはDEMI-SEC(中甘口)を選びます。


「うちのBRUTは、結構ドライです!飲みなれてない方は、DEMI-SECが飲みやすいと思います!」とのことで、
DEMI-SECをいただきました!


こちらはROSEロゼ

このロゼ、日本人画家・藤田嗣治氏がとっても好きだったそうです!!!

こちらのバラの栓の絵は、
当時マムの社長で、藤田氏が洗礼を受けるときの代父だったRENE LALOUルネ・ラルーさんに頼まれ、
藤田さんが描いたそうです★☆★


マムのシャンパン、芸術家に人気なのか、画家のユリトロや、漫画のタンタンにも出てくるんです!!




もちろん、お買い物も楽しみました(^_-)-☆




そして、マムの事務所がある建物の横に、礼拝堂が・・・?!?


なんと、これが有名なCHAPELLE FOUJITAフジタ礼拝堂です★☆★

この礼拝堂は、1966年=フジタさんが80歳の時に建てたられ、
中のフレスコ画はもちろん、内部は、藤田画伯によるものです!

藤田氏のご遺灰も、こちらに納められています。


こじんまりした礼拝堂ですが、全面フジタ作品なので、圧倒されます!!


ちなみに、ちゃんとフレスコ画の中に、フジタ画伯がいるんです(^-^)!!
レオナール藤田画伯のトレードマークは、おかっぱ頭に丸メガネ・・・わかりますか?!

ということで、ランスは世界遺産といい、シャンパンといい、盛りだくさんに楽しめる町でした!!

ジャンヌ・ダルクの軌跡を訪ねるツアーはこちら

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